「平和の使者」として戦争を止め、世界に融和をもたらす――。そう主張してきたトランプ米大統領が18日、ウクライナ侵攻をめぐってロシアのプーチン大統領と電話協議をした。だが、即時停戦という期待された成果は得られずに終わった。2期目の就任から50日あまりが経ち、現実の厳しさに直面している。
- プーチン氏、平和装いつつ譲歩はせず 「ロシアの筋書き通り」指摘も
「平和のための合意の多くの要素が議論された」「(戦争終結に向けた)取り組みは本格的に始動している。人道のため、我々はやり遂げるだろう!」
約2時間に及ぶプーチン氏との電話協議の後、トランプ氏は自身のSNSにこう投稿した。
だが、現実は前向きな言葉とは裏腹だった。
トランプ氏の2期目就任後…